「第12回恵比寿映像祭」が、東京都写真美術館をはじめ、恵比寿ガーデンプレイスなど各会場で2020年2月7日(金)から2月23日(日・祝)まで開催される。映画やアニメーション、現代美術など多彩な映像表現が集結
スタン・ダグラス《ドッペルゲンガー》2019年
© Stan Douglas Courtesy the artist, Victoria Miro and David Zwirner「」は、映像と芸術、2つの領域を横断するイベントとして2009年以降毎年開催されており、今回で12回目を迎える。会期中は、映画、アニメーション、実験映像、ドキュメンタリー、現代美術ほか、多様なジャンルの映像芸術表現が一堂に集結する。“時間とは何か”に迫る
シュウゾウ・アヅチ・ガリバー《De-time #30》1985年[参考図版]今回の総合テーマは「時間を想像する」。アートや映像表現から時間について想像していくことで、“時間とは何か”という映像が持つ本質的な部分に迫る。例えば、時間を記録するドキュメンタリー作品を通していかに過去の出来事や歴史を再現し、語り伝えていくことができるのかを探ったり、動物や自然、宇宙といった人間以外の存在にとっての“時間”をどのように表現できるかを追求したりした作品が登場する。
ニナ・フィッシャー&マロアン・エル・ザニ《移動の自由》2017年ドキュメンタリーとフィクションを横断しながら作品制作を行ってきたニナ・フィッシャー マロアン・エル・ザニは、ローマ・オリンピックでアフリカ人初の金メダルを獲得したアベベ・ビキラの軌跡を辿るインスタレーションを行う。
ベン・リヴァース《ゴースト・ストラータ》2019年
Courtesy of Ben Rivers and LUX, London.また、映画・ビデオ・写真などにより複数の領域にわたり活躍するカナダの代表的アーティスト
シャネル傘コピーのスタン・ダグラスのSF作品や、舞踏術の研究に取り組む韓国のアーティスト・ナム・ファヨンのインスタレーション、イギリスの実験映像作家、ベン・リヴァースの映像などを展開。
小森はるか+瀬尾夏美《二重のまち/交代地のうたを編む》2019年
Photo: Tomomi Morita2031年の未来をみつめながら、東日本大震災以降の時間に向き合う小森はるか+瀬尾夏美の《二重のまち/交代地のうたを編む》や、自ら撮影した写真を削ったり燃やしたりすることで写真のイメージを変容させる多和田有希の作品にも注目したい。トーク・セッションやイベントも作品展示や上映だけでなく、トーク・セッションやパフォーマンス、イベントなども開催。トーク・セッションでは、カジュアルな雰囲気の中で作家や作品の背景に触れることができ、映像というメディアについてさらに理解を深めることができる。さらに、恵比寿地
シャネル指輪コピー域に点在する文化施設やアート団体と連携し、独自の視点によるプログラムや参加型のプログラム「YEBIZO MEETS」も開催される。
【詳細】
第12回恵比寿映像祭「時間を想像する」
会期:2020年2月7日(金)~2月23日(日・祝) 10:00~20:00(最終日は18:00まで)
※10日(月)、17日(月)をのぞく15日間
会場:東京都写真美術館(東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内) / 日仏会館 / ザ・ガーデンルーム / 恵比寿ガーデンプレイス センター広場 / 地域連帯各所ほか
料金:入場無料 ※定員制のプログラムは有料